2018
02.01

経験して分かったアメリカと日本の小学校の違い<パート2>

バイリンガル教育, 海外生活ブログ

日本との違いにびっくりしたもう1つが、学校での寄付金集め(Fund Raising)です。年間通して何度となくこのFund Raising Eventが行われます。公立なのでもちろんベースの運営資金は教育委員会から出ますが、

体育の先生や音楽の先生を雇う資金、

iPadやコンピューターを買う資金、

遠足の資金、

などなど、資金が集まれば集まるほどよりよい教育を子供達に提供できるとあって、どの学校も寄付金集めが盛んです。日本で寄付金というと、赤い羽根の募金などでしょうか。恵まれない子のためや福祉の充実のために寄付金集めをすると思いますが、アメリカの学校での寄付金集めは学校の運営資金の充実のために行うことに驚きました。

この資金集めイベントの一つとして毎年行われる Fun Runというイベント

日本のマラソン大会のように順位を競うものではなく、その名の通りお楽しみランニング会という感じで、音楽のかかっている間走れるだけ走ります。その走った周数に応じて後日寄付金を出す(1周いくら)パターンと、何周走っても一律の額を出すパターンと、好きな方を選べます。1周いくらだと、親はうれしいようなドキドキしちゃうような、そういう雰囲気を楽しむんでしょうね。

「おいおい、もういいよ!歩け歩け。」みたいな・・・

うちは変なドキドキは嫌なので(笑)一定額パターンを選択しました。

ちなみに一定額パターンだと1口5,000円ほど。おじいちゃんおばあちゃんも1口づつ寄付して応援に来るなど、ファミリーイベントです。

脇目もふらずがんばる子もいれば、雑談しながら走る女の子グループもいます。うちの息子は同じクラスのA君と張り合って頑張ってましたが、A君驚くほど速い!この学年の子なら40周前後走ると言われているトラックを70周以上走っていました。うちの息子は54周、よくがんばったね。

私なら10周でギブアップだわ。 

そして、走り終わった後はJumba Juice というお店のスムージーが飲めます。親が事前にオーダーしておくんですけどね。

至れり尽くせり!日本の厳しいマラソン大会経験者としては甘やかしすぎな感じがしますけど。

 

みんなお疲れさま。