03.06
漢字が苦手な息子の勉強法
日本の学年だと小学校1年生の息子。
こちらに住んでいる日本人の子供たちは、補習校に通ったり、塾で勉強したり、日本語力のキープが大変です。
なにせ普段漢字を見ない、使わないので、その必要性が分からない。
暗記するだけの漢字の勉強は、たいていの子供たちは嫌い・・・。
うちの息子もご多分に漏れず、漢字が嫌いです。
何回書いても読んでも・・・びっくりするぐらい忘れてしまう
どうしたらいいのか色々調べてみると、ま~たくさんありますね。漢字を覚えられなくて苦労されている話。
その中で私がなるほどーと思ったのは、こちらの記事↓
こちらに書かれている、漢字の「読み」からスタートする方法
簡単なことのようで忘れていました。漢字を勉強する最終目的を。
日本語の本が読めるようになり情報収集が出来るようになること
です。もちろんご家庭ごとに最終目的が違うでしょうから、あくまで我が家の話ですが。
そう考えたら「書き」はこのご時世パソコンが変換してくれるという側面もあり、まず重視するのは「読み」だと気づきました。そして、ならば、漢字ドリルではなく本を教材にすれば良い!と思いました。嫌いなドリルではなく、最終目的の「本」を教材にしようと思ったわけです。
なぜなら・・・
漢字に相当する英語のスペリング。同じように暗記ものだと思っていましたが、うちの息子、英語のスペリングは暗記作業を一切していませんが、書かせると書けるんです。
なぜかしら??
➡本を読んでいるうちに覚えたのでしょう。覚えようとしなくても自然と覚えるようです。
これこそ「自然な」勉強法だとハッとしました。同じ事を漢字に応用すればよいのだと。
漢字の勉強となると、つい「漢字ドリル」をガリガリやる、という発想になってしまいがちです。
もちろんドリルは効率が良いのは確かです。覚えなければいけないものだけががっちり詰まっていますから。
でも、楽しく、本来の目的を忘れないで勉強できる方法、それはやっぱり本なんだと気づいたわけです。
そこで・・・本のフリガナを消して教材にしてしまおうと・・・塗りつぶしてみました(笑)
本人にやらせるとこれまた勉強になるので一石二鳥。
でも本がちょっと汚くなってしまう。
修正テープを使ってみたら、あらキレイ!!!
参考までに、使用している本は 10分で読める○○シリーズ です。
日本では漢字テストがあるので「書き」の方もやらなければならないと思います。その場合も、いきなり書き取りをやるのではなく、「読み」を確実にしてから書き取りをやるのがスムーズだと思います。読める時点でなんとなく形は頭に入っているはずですから、あとは細かいところを覚えればいいですね。
少し遠回りに見えますが、「実際に」どういう場面で使われる漢字なのかが分かりますし、読書の時間にもなって一石二鳥の優れた方法だと私は感じています。
みなさんもぜひお試しください!